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ロックの部屋

ロックの部屋

MICHAEL JACKSON

TV放映《マイケル・ジャクソンの真実》より

今更マイケルですが、良くも悪くも考えさせられる発言があったので、列記するとともに、意見を述べておきます。

マイケル語録
1.「音楽は感じることなんだ。考えちゃダメ。」

素晴らしい音楽に出会えたとき、どうやってこの感情を人に伝えようかと、言葉を選ぶのに四苦八苦します。音楽の持つ高揚感を言葉で表そうとする愚かさにむなしさを感じます。ジョン・レノンが「HELP!」とシャウトしたとき、その声と空間を伝わる響きに共鳴するのであって、そこに何の説明もいりません。論理的な音楽評論は巷にたくさんあるけど、曲の素晴らしさを同等に理解できるものでもないです。(しかし、昔はプログレなんかほとんどラジオでかからなかったし雑誌の評論を頼ったり、アルバムジャケットで音をイメージしたりしました。もちろんレコード屋さんで試聴なんかできなかった。)だったら音楽に対する論理よりも、資料的な物、伝説的な物のほうが良いというのが私の持論。言葉ばかりの評論的な音楽雑誌は読む気になりません。

しかし、歌が唄えたり楽器ができる人は、感じたことを具現化できるでしょうが、できない人はどうすりゃいいんでしょう。考えざるを得ないと思うんですが……歌詞を分析したり、時代背景を考えたり。   …続く…

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マイケル語録
2.「曲は天から降ってくるんだ、ピアノに向かって作るもんじゃない。」

沸いてくるイメージで曲ができるというのは真実だと思う。ピアノに向かって、作業業務的に曲を作ろうとしたって、面白くないのは当然。しかしこのイメージてのは、感受性の強い若い頃に浮かびやすい。私もこのイメージで曲が浮かぶことがあった。ただ具現化できる技術がなかったので、すぐ忘れてしまう。テープに録音しといて、あとで引っ張り出して曲作りをするという話は良く聞きます。
しかし技術で曲を作れる人もいるようで、コード進行と曲風を統計的に会得してしまったミュージシャン。ポール・マッカートニーなんかはその代表に思えてしまう。「死ぬのは奴らだ」なんかテクニックで作ってしまいましたーとしか見えないんだけど(だから天才)   
        




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